今週の一冊（といっても、不定期更新）
最近、あまり本を読んでいないような気がする。授業やなんだで結局自分の勉強を全くしていない。
このままではまずい。とにかく勉強しよう。それを発表するようにすれば勉強する動機付けにもなる。
そこで、2004年8月から今週の一冊と題してなるべく毎週一冊本を読むことを決心。そして、それを発表しようと思う。一体いつまで続くのだろうか・・・・
ということで今週はこれです。
『訓民正音』。自分の専攻とはあまり関係ありませんが、韓国に行くということで読んでみました。
李朝の世宗大王が作らせたハングルの原形です。今のハングルの使い方とかなり違いがあります。
ただ、漢字がたくさんあるのでどことなく意味がわかる本でもあります。
また、昔の朝鮮半島での漢字音がハングルで書かれているのも興味深いです。
現代語では「国」を(kuk)と発音しますが、『訓民正音』では(kuik)と書いてあります。
この本は昭和七年東光堂書店から出版された本です。『訓民正音』のほかに、おまけで朴勝彬『訓民正音原書の考究』と『朝鮮語学講義』抜録がついています。
この本は、持ち主の朴さんとはどういう方のでしょうか。BookHunterというサイトで購入しました。